【日記】数学の本を読むということ
読書記録というブログタイトルのわりに、読書記録を全く書けずにいます。
それは、ひとえに数学の本を読んでいるからと言えそうです。
数学は高校の微積分で挫折しましたが、そこから15年ほど数学とは無縁な人生を歩んでいるので、理解がとても遅くなっています。
今、読んでいるのは結城浩さん著の「数学ガールの秘密のノート 数列の広場」です。
数列の和を一般項に変形する式変形がなぜ分母に2がくるのかを理解できていません。(値を入れて計算するとたしかにあってます)
私は小説一冊ぐらいだと1日かからないで読み終えることができるのですが、数学の本は読むのに時間がかかり、しかも頭を使うので長時間集中ができません。
読み飛ばして、ストーリーを追うのは楽なのですがそれでは意味がありません。
挫折した数学をもう一度やりなおしたいと思っています。
【読み物】子どもの頃の不思議な話
幼稚園のころ、山梨県の富士吉田に住んでいました。
住んでいたマンションの敷地にはお稲荷さんがあり、周りは林で囲まれていました。
その空間は不気味さはないれど、神々しいというか不思議な雰囲気がありました。
そして、マンションの駐車場のすぐ下には川(大きめの用水路)が流れていました。
同じマンションの子と自転車で駐車場を走り回って遊んでいた日のことです。
駐車場の端まで行くと川が見えるのですが、何かが川にいることに気がつきました。
何かとは女の人でした。旅番組で湯船に浸かる女性のように白いバスタオルをまいていて、川の真ん中に座っています。水を浴びる姿がなんだか優雅に感じました。
幼い自分は、不思議な気持ちでそれを見つめていたのですが、いつの間にか女の人は消えていました。
そして、それは20年近くずっと記憶に残り続けています。
今の今まで、女の人は頭がおかしい人か幽霊かというのが自分の結論だったのですが、ふと気がつきました。
あれは狐だ。
水浴びをするお稲荷さんだったのだ。
今はこの結論でとても納得しています。
なんだか、20年ごしにすっきりした気分です。